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京都のホテルついに需要を上回る!やがて始まる廃業連鎖! [ニュース]


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 以前から京都にこれ以上ホテルはいらないと主張してきました。
 ようやくここにきて供給が需要を上回るという記事を目にすることが増えてきました。

CBREは、今後も訪日観光客が順調に増加し、20年には4千万人に達するという前提条件で京都の宿泊需要とホテル客室数の供給量を比較。客室供給が1万1300室程度上回るとの試算結果をはじき出した。だが、「必ずしも供給過剰になるとはいえない」という。京都府は外国人が訪問先で宿泊する比率が4割と低く、府外の施設に流出しているといい、「客室が増えれば需要の回帰が予想される」と説明する。 引用元:http://kyoto-np.co.jp/top/article/20180310000075


 京都の中心部の街中をあるくとほんとうに沢山のホテルの工事現場に出会います。
 もちろんホテルばかりではなく簡易宿泊所のゲストハウスもあります。

 京都市のホテル関係者や京都市観光協会はどう考えているのでしょうか?

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市観光協会は、 「五輪で日本の知名度が上がる。ホテルが増えれば都市の魅力も高まるので、 観光客はそう減らないだろう」 別のホテル関係者は「外国人客が減っても他府県に流れた国内客が戻ってくる」として、東京五輪終了後も宿泊料金は急落しないと予想する。 引用元:http://www.kyoto-np.co.jp/economy/article/20171206000103


上記の記事や京都のホテル関係者の考えは非常に甘いのではないでしょうか。

ホテルが増えれば京都の魅力も高まる?



京都市観光協会の
「五輪で日本の知名度が上がる。ホテルが増えれば都市の魅力も高まるので、
観光客はそう減らないだろう」
という考えはまったく理解できません。

人は魅力ある都市に行きたいからホテルを探すのであって、
ホテルがあるからその土地を尋ねるわけではありません。

私達が旅行の計画を立てるときでもそうではないでしょうか。
よほど個性的な魅力のあるホテルでも無い限り
ホテルを決めるのは行き先を決めたあとです。

外国人客が減っても他府県に流れた国内客が戻ってくる



外国人が多くなるとマナーが観光地が荒れるため
日本人観光客の足が遠のくということはあるでしょう。
そのため外国人が減れば日本人の観光客が多少戻ってくる可能性はあります。

しかし、外国人が減った分だけ日本人観光地客が戻ってくるのでしょうか?
外国人は日本人があまり行っていないような日本の観光地にも行きます。

情報番組の東日本大震災絡の復興絡みの特集で、
福島県や仙台に外国人観光客が増えていると放送していました。
東日本大震災以前に関西の人が
「福島県にでも旅行にいこか?」
と考えるのはマレではないかと思います。
ところが、外国人はインスタなどのSNSを見て面白そうならどんどん足を運んでいます。
京都は新たな切り口でも見つけない限り目新しさもないのではと思います。

京都は本当にホテルなどの宿が足りないのか?



京都には宿がなくて泊まれないというのは恐らく桜の時期ぐらいだけだと思います。
しかも、ここ数年の間にホテル、ゲストハウス、カプセルホテルなどの宿泊施設が開業して増えています。

その結果でしょうか、楽天トラベルなどのサイトで調べればわかりますが、
2月などはどこもガラガラで料金も激安になっている施設がありました。
昨年よりも宿泊料金が下がってきています。
その分を観光シーズンに大幅値上げして補填しようというのが
多くの宿泊施設の考えではないでしょうか。

今後まだまだ京都市内にホテル、ゲストハウス、カプセルホテルがオープンしますが、
2020年の東京オリンピックが終わり5年も経てば経営が立ち行かなくなり
潰れるホテルが続出するのではないかと心配です。

マンションにでも改装されればまだマシですが、
空きビルとして放置されればますます京都が寂れていくのではないでしょうか。

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